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屏東県

屏東県は細長く山と海に挟まれている台湾最南端の県です。

東に太平洋を臨み、西には台湾海峡、南はバシー海峡に面しています。三方が海に面し、熱帯地方とあって一年を通して春のようにぽかぽかしています。風光明媚でヤシの木陰が円を描き、南国ムードにあふれています。「台湾の南洋」とも言われ、国内有数の観光聖地でもあります。屏東には国内初の国定公園、墾丁国家公園があります。このほか、マリン観光の楽園、小琉球や森林の中に切り開かれた沿山公路、大鵬国家風景区や空中スポーツが楽しめる賽嘉航空運動公園など、特色ある観光スポットに恵まれています。

屏東の海辺はダイビングでサンゴ礁を観賞したり、砂浜の貝殻を拾ったり、貝殻でできた珍しい砂浜を探索したりと、レジャーや水遊びに最適の場所であります。このほか、台湾最南端の岬、鵝巒鼻では左手に太平洋、右手に台湾海峡を見渡せ、ここならではの経験が味わえます。また、冬を越しに来る渡り鳥の中継点としても有名で、モズが冬を越すほか、毎年10月には国慶鳥といわれる鷲の来訪があり、野鳥の生態観賞に絶好の場所となっています。

屏東林辺郷は甘くジューシーなことで知られる黒珍珠蓮霧の産地であります。味が染み込み香り・歯応えとも抜群の万巒豚足、口の中でとろけるクロマグロなど、口にせずにはいられないごちそうが盛りだくさんです。このように食事もレジャーも楽しめる観光地は絶対に見逃せません。

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