澎湖は昔「平湖」、「澎瀛」、「澎海」、「西瀛」、「島夷」などの名で呼ばれていました。家屋は福建省や金門と似ており、地元で産出する石や石灰、砂、玄武岩などを使っています。
宗教行事が多いのも特徴で、媽祖や王爺、王船にかかわる行事、鸞堂など地方色豊かな祭りがとり行われています。島内には大小約200もの廟があり、なかでも天后宮、城隍廟、武聖廟、保安宮が有名です。
澎湖のリゾートコースは本島、北海、南海の3コースがあります。本島の見どころは海触による奇岩風景と深度が東アジア第一の大橋「跨海大橋」で、海上の公園とも呼ばれています。北海コースは海のパラダイスとも呼ばれ、数千mにも達する黄金色の砂浜が広がる吉貝嶼は、澎湖本島から船で20分ほどで到着するので、夏のリゾート地として人気が高いです。「桃源区」ともいわれる南海コースは、玄武岩の石柱からできた桶盤嶼のほかに、七美海島や望夫石などの観光スポットもあります。
澎湖の白沙郷には澎湖水族館があります。2ヘクタールの用地には、いろいろな海洋生物の展示エリアのほかに、幅14m、深さ8mの透明海底トンネルがあり、トンネル内を散策しながら、サメやカツオ、ハタなど深水に棲息する魚を観賞することができます。
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