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連江県(馬祖)

台湾海峡の西北西にある馬祖列島は福建省連江県に属し、大陸に非常に近いので有名です。

馬祖の名前は「媽祖」からきたもので、列島は5島からなり、南竿、北竿、莒光、東引の4郷に分かれています。

1949年に国軍がこの地に駐屯して膨大な経費と人力で国防施設を建設し、以来海上を守るトーチカの役割を果たしてきました。1994年5月31日島への出入境制限が解除され、21世紀のリゾート地して熱い期待が集まっています。

馬祖は長年前線の島でしたが、戦火にみまわれたことがなく、軍事設備は全て防衛を主とするものでした。ですから、各施設が地元の人々の生活の中にとけこみ、独特の風景を作り出しています。

馬祖列島は、未開発の自然や独特の文化、軍事施設など見どころがいっぱいです。南竿郷の鉄製トーチカ、北海の坑道、馬祖の天后宮、雲台山、北竿郷芹壁の伝統家屋集落、板里や塘岐の金色に輝く砂浜、莒光郷の灯台、懐古亭の石刻、東引郷の灯台、烈女義坑、一線天、燕秀潮音などの名所のほかに、ヒガンバナや豆梨などの珍しい植物、渡り鳥、福建省南部の風俗習慣、伝統家屋なども大きな魅力となっています。

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