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阿里山国家風景区

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阿里山国家風景区の行政区域は梅山・竹崎・番路・阿里山という四つの郷にまたがっています。面積は約四万一千五百二十ヘクタールで、特殊な地形、豊富な動植物生態、変化に富んだ気象、原住民ツォウの文化、独特の特産物など、さまざまな魅力に包まれた国家風景区です。区内には、森林遊楽区のほか達邦・瑞太・豊山・来吉などのスポットを含み、将来は「大阿里山」として、自然景観に文化資産を兼ね備えた国際的なリゾート地として期待が寄せられています。 

阿里山森林遊楽区
阿里山森林遊楽区は日の出・夕霞・雲海・鉄道・神木の「五つの宝」で内外にその名が轟いています。ここ数年は、花見が阿里山観光のお目当てになることも多いです。阿里山という山はもともとなく、尖崙山・祝山・対高岳山・大塔山・塔山など十八の山群の総称です。山上の気候は台湾では珍しく四季の違いがはっきりしています。平均気温は摂氏10度前後で、冬季には零下3度程度になることがあります。休養や避暑には最適で、長い間、台湾でもっとも著名な景勝地として知られています。

<祝山ご来迎>
阿里山といえば、ご来迎を思い浮かべる人が多いです。祝山は日の出を拝む最良のスポットで、まだ暗いうちから阿里山駅あるいは沼平駅から汽車に乗る人波でごったがえします。汽車を使わず早朝の散歩を楽しむ人も多いです。沼平公園から観日歩道の看板に従って登っていくと約40分で観日坪広場につきます。

<花見>
阿里山の桜には、台湾品種で赤い花びらの山桜とピンクの日本桜があります。日系の桜は、さらに吉野桜・千島桜・大島桜および八重桜に分けられます。阿里山森林遊楽区内の桜は吉野桜がもっとも多く、一千九百株以上あります。ついで台湾山桜が一千七百八十株以上、八重桜は千株以上に達します。

阿里山賓館から梅園、阿里山派出所から祝山登山口までは、お花見のための歩道で、全長六百メートルの両脇に樹齢数十年の吉野桜が並び、シーズンには大勢の旅客で賑わいます。

<神木群木道>
20本以上の樹齢千年の神木が歩道の両サイドに立ち並び、地勢も平坦なために森林浴には最適です。香林国中からの一本の小道が三代木風景区に続いています。三代木とは一株に集まった三代の紅ヒノキのことで、樹齢千年の第一代はすでに枯れて横たわっています。樹根から育った第二代も枯木となって根が残るばかり、身長一丈の第三代は枝葉が繁茂し、元気いっぱいです。

森林鉄道の中継ステーション--奮起湖
奮起湖は、三面を山に囲まれた小さな街で、かつて阿里山森林鉄道の貨物と木材の中継ステーションだったことから、いまも独特の鉄道文化と山の風情が残っています。海拔1405メートルのこの街並みは嘉義県竹崎郷中和村に属し、東・西・北の三方が山に囲まれているため、その窪地は始終霧に覆われていて、遠くから見ると山中の湖泊に見えることから、この名があります。

坂に建てられた独特の駅舎の下方に五百メートル前後の街道がのびています。これが、奮起湖と呼ばれる老街です。老街の歴史は随分早く、阿里山鉄道や道路ができる前にすでに雛形ができており、百年の歴史をもっているといえます。いまもなお古い商家が残り、軒の低い木造の建物と段段の石畳が懐かしい風情を醸し出し、「南台湾の九份」とも呼ばれています。当地名物の弁当、草餅、汽車餅などの名産を売る店が並び、台湾海拔最高の老街もかつての賑わいを取り戻しつつあります。

奮起湖弁当といえば、奮起湖大飯店のご主人林金坤氏にご登場願わねばならないです。奮起湖早期移民の第3代である林氏によれば、奮起湖弁当は日本時代に遡ります。奮起湖は阿里山鉄道路線でもっとも繁栄した集散地であったため、来吉・瑞里・太和などへは必ずこの駅を中継しなければならないでした。当時、早朝に嘉義を発車した列車は奮起湖にちょうど昼時に到着します。そこで駅弁の登場となり、奮起湖に弁当業が勃興したといいます。

しかし在阿里山自動車道が開通したあと、鉄道輸送は衰微し、弁当の消費量も激減しました。その後、阿里山観光が盛んになり、観光用の森林鉄道が再出発したあと、林氏らの努力で奮起湖弁当も息を吹き返し、当地の観光名物の一つになったのです。

老街を歩いたら、観光歩道に足をのばしてみたいです。観光歩道は南北両サイドに分かれ、日本柳杉と台湾杉の並ぶ木道が続いています。森林浴が味わえ、沿路には東屋や展望台があり、奮起湖の集落が一望できます。歩道の入口には露天のカフェテラスもあります。

ツォウの部落--山美村達娜伊谷
阿里山の原住民はツォウと呼ばれ、曾文溪沿いに山美・新美・茶山・楽野・達邦・特富野・里佳という七つの村落を展開しています。各村は、海拔435メートルから1180メートルの範囲にあり、年間平均気温は24度と過ごしやすいです。当地は自然とツォウの文化に接する絶好の地です。

阿里山国家風景区管理処のスタッフとともに山美村の達娜伊谷を訪ねてみようです。達娜伊谷はここ数年、阿里山観光注目のスポットになっています。政府は山美村のツォウの人たちと協力して、鯝魚(当地特産の渓流漁)の保護につとめてきました。その成果があって魚影も濃くなり、観光や産業の発展を後押ししています。

山美村への道は車がやっと一台通れるほどです。曾文溪をわたるとまもなくツォウの色彩が漂う「達娜伊谷自然生態公園」の入口がみえます。

「達娜伊谷」はツォウ語で、悩みを忘れるという意味です。入口を入って間もなくツォウ伝統の家屋が見えてきます。ツォウの古来の生活を再現するために建てられたもので、大自然に対してつつましく敬虔な精神を我々に伝えてくれています。さらに進むと、低海拔帯の庭先によくみられる園芸植物が植えられています。オレンジ色の小さな花を咲かせた射干(Blackberry lily、ヒオウギ)、洋風の佇まいの非洲紅木(BUBINGA、ブビンガ)、緑の芭蕉、葉の上に紫色の線がある紫貝草、そして麻竹と多彩です。

さらに15分ほど歩くと、達娜伊谷溪につきます。達娜伊谷溪は曾文溪の上流に位置する淀みで、苦花と呼ばれる「鯝魚」が多数棲息しています。ツォウの人たちは、これを「ほんとうのサカナ」と呼んでいます。餌を買い求めて、水面に投ずると、数百匹の魚が集まってきて壮観です。

自然の生態を楽しんだあとは、新しく落成したステージでツォウ伝統の歌舞を鑑賞しようです。アワ祭り・成人式および勇者の舞などが披露されます。毎年十月になると開催される「鯝魚祭り」は、いまでは山美の重要な観光イベントになっています。

ついでご紹介するのは原住民伝統の美食です。山美村には「山之美」などのレストランがあって、ツォウ風味の料理を提供しています。竹筒飯・地鶏やイノシシ肉の炒め物・山菜の炒め物・川魚の揚げ物・タケノコの煮しめなど原住民ならではの美食が用意されています。自製のアワ酒も楽しみたいです。デザートは、野生の愛玉でつくった愛玉氷(アイギョクピン)が待っています。

交通情報

交通情報は変更されることがあります。お出かけ前のご確認を忘れずに。
電話番号:
+886-5-2593900
所在地:
嘉義県番路郷触口村車埕51号
経度/緯度:
120.604658/23.439181
リンク:
阿里山国家風景区 観光関連リンク
自家用車:

国道3号→中埔インターチェンジで降りる→省道台18線

公共交通機関:
鉄道で「嘉義駅」下車、阿里山行きの県バス或いは触口行きの嘉義客運バスに乗り換え、「黎明小学校バス停」下車。

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