大甲鎮瀾宮 この文字をクリックして、キーボード操作によるアルバム機能の説明を見る: アップキー:写真選択を表示 ダウンキー:写真選択を非表示 レフトキー:前の写真へ ライトキー:次の写真へ ESCキー:アルバムを閉じる 大甲鎮瀾宮 大甲鎮瀾宮の廟会 大甲鎮瀾宮の廟会の盛況 大甲鎮瀾宮の内部 「媽祖」は航海の神様として、台湾でもっとも広く信仰され、影響力を持つ女性の神様です。現在台湾では「媽祖」を主として奉る廟は五百間余りに上ります。言伝えでは「媽祖」は、宋の時代、福建興化府の官史を勤める父を持つ林家に生まれました。また誕生の説話があり、母である王氏が受胎期間12ヶ月を経て、宋の太祖建隆元年(西暦960年)旧暦3月23日に生まれ、生後一ヶ月間泣くことがなかったことから幼少より「黙娘」と呼ばれました。 黙娘は幼少より才知に長け、十歳には朝晩欠かさず念仏を唱え始め、十六歳の時には、神から教えと銅製の札を授かって神通を得、札の力を借りて邪を払い、災いを消し去り、人々の病を治癒し始めます。これにより村の人々から尊敬の意を込めて「通賢霊女」と呼ばれるようになります。 黙娘が28歳の時、父親が海難事故で亡くなります。悲しみの余り、重陽の日、家族に嵋山に登り願を果たしたいと告げ、旅立ちます。黙娘が嵋山の頂きに立った瞬間、神楽が鳴り雲海が割れ仙人が現れ、黙娘を誘って神になったと伝えられています。その後黙娘は、常に海上に降り立ち、遭難している民衆を助け、民間の病苦を解決し、「媽祖」として大衆の信仰を受けるようになります。そして宋、元、明、清の時代には、何度も皇帝から称号を得、清康熙二十三年(西暦1684年)には、「天后」と封じられました。 媽祖は台湾に伝わって三百年余年になります。台湾への初期開拓者が中国大陸から台湾に向かう時、いずれの船も航海の安全を祈願して媽祖の像を奉納していました。そして台湾についた後、廟を建て媽祖を奉ります。その後、民衆は疫病や水害、干ばつ、作物の害虫等の諸問題に遭遇した時、媽祖に祈願するようになり、媽祖は航海の神様から万物全能の神となります。以後信者は広まり、台湾各地には媽祖廟が多く建てられました。毎年旧暦三月二十三日の媽祖の誕生日(西暦では四月)には各廟で「媽祖の迎賓祭」が執り行われます。 鎮瀾宮は大甲区にあり、別名“媽祖廟”。清雍正年間に建てられ、今まで200年の歴史をもちます。廟貌はいかにも巍峨壮麗で、三川殿正立面の石堵は彫刻が精細であり、もちろんその裙堵と身堵の精彩さは言うまでもありません。微細な腰堵までが人物帯騎と博古で飾り、まさに石彫工芸の極品です。 台中市 関連の景観スポット バリアフリー旅八仙山国家森林遊楽区谷関温泉旅行スポット大甲区媽祖文化彩虹眷村高美灯台草悟道后里馬場后豊鉄馬道石岡ダム雪覇国家公園-武陵ビジターセンター台中都会公園参山国家風景区台中民俗公園武陵農場東海大学大肚渓口バードウォッチング参山国家風景区-梨山ビジターセンター二十号倉庫谷関風景特区福寿山農場高美湿地東豊サイクリンググリーンベルト鉄砧山風景特定区芸術文化の展示館国立自然科学博物館国立台湾美術館921地震教育園区台中市立港区芸術センター張連昌サクソフォン博物館‧観光工場台中国家歌劇院ナイトマーケットと古い町並み精明一街中華夜市梧棲観光漁港逢甲夜市東海国際芸術街古跡・寺院台中孔廟大甲鎮瀾宮レジャーパーク東勢林場遊楽区武陵国家森林遊楽区麗寶楽園大雪山国家森林遊楽区 おすすめ度 50 おすすめ QR code 交通情報 交通情報は変更されることがあります。お出かけ前のご確認を忘れずに。 電話番号:+886-4-26763522所在地:台中市大甲区順天路158号経度/緯度:120.623483/24.345142リンク:大甲鎮瀾宮 観光関連リンク自家用車:国道3号→大甲インターチェンジで降りる→県道132線→順天路公共交通機関:鉄道で「大甲駅」下車。ガイドサービス:古廟文物の解説員がいますが、電話で予約する必要があります。電話番号は+886-4-2676-3522 。