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関山旧駅の西北側に位置し、その設立は台湾総督府が完成した1919 年に遡り、台湾総督府鉄道部によって建設されました。関山の初期の頃の鉄道時代を見つめてきた建物です。建物全体はヒノキ材で作られていますが、家本体はレンガを積み上げ、竹を編んだもので泥壁を挟み、上から白塗りしています。外側は雨板で覆われ、屋根は入母屋造りとなっています。北側ファサードの出窓は当時としては希少なデザインです。現在は日本統治時代の古跡としては珍しく宿泊できる民宿です。
関山鎮農会が設立した米国学校では「米を見て、米を聞いて、米を食べて、米で遊んで、米を買って」お米作りの過程を体験することができます。米国学校には水稲文物館や米食手づくり教室、米彫り教室、農産物展示販売センターなどが併設されています。また、米国学校の昔ながらの大きなお碗にご飯が入った特色ある料理を味わうことができます。
関山環鎮サイクリング道路は台湾初のサイクリング専用道路で、全長12キロで関山を取り囲んでいます。平坦で快適な道路となっています。自転車に乗って景色を眺めると、季節ごとに変化する水田の風景や素朴な田舎風情を楽しめます。灌木に挟まれた美しい道路のほか、最高地点の「縦観日月亭」では関山町の全景を眺められます。関山サイクリング道路は訪れる価値のある場所です。
卑南渓そばに位置する関山親水公園は広々とした敷地を誇り、公園内は自転車で約 30 分で一周できます。園内には野鳥観察小屋や人造湖、星空観察台および、様々な親水施設があります。ここを訪れるのに最適なシーズンは夏で、園内には天然の伏流水が水源となっており、きれいで汚染されていない水流で進めます。安全な人工水路、噴水広場、水遊び場があり、行楽客の方は水かけをしたり、広場内の噴水を往復したりして、水遊びの楽しさを満喫できます。休日に親子で出かけるのにぴったりな場所です。
海岸山脈の西側の山麓に位置する電光集落。ここは恒春アミ族が150年前に北へ移住し、定住したところです。百年以上前に清国軍がこの地に侵入してきたとき、地元の原住民族たちは懸命に抵抗し、竹筒砲を使って清国軍を追い払いました。竹筒砲の音は過去の部族の歴史の証人であるだけでなく、今では行楽客を歓迎し、接待する祝福の音となっています。集落にある寶媽食堂では地元の食材を使って幸せの味を作り出しています。隣のおばちゃんからもらった青菜やおばあちゃんからもらったミニトマトなど、いずれも新鮮で汚染されておらず、食堂の看板料理にぴったりと合います。酒釀(発酵させた糯米）豚足や刺蔥というスパイスを用いたチキン料理など幸せの味を楽しめます。
そよ風に吹かれ、稲の香りを嗅ぎながら、初夏と秋の稲穂の波をお楽しみください。伯朗大道の金城武の樹の下ではお茶が無料で飲めます。天堂路は山並みと水田の美しい景色の中に伸びています。海岸山脈の午後は雲が立ち込め、変化の多い風景を楽しめます。ゆっくりと自転車で池上を回りましょう。