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中台湾

泰安温泉区

車で絶壁に切り出された狭い山道をくねくねと上っていくと、突然視野が開けてきます。そこにある泰安温泉郷は、横龍山、鳥嘴山、虎子山に囲まれており、辺鄙ではありながらも大変静寂なところにあります。

温泉の源泉は鳥嘴山西北麓の渓流近くの山壁から湧き出でてます。1909年、タイヤル族が狩の途中で偶然発現した温泉で、日本統治時代には、ここに警察療養招待所が建てられ、「上島温泉」と命名去れました。のちに、蒋経国総統によって「泰安温泉」と改名されました。

泰安温泉郷は山林の奥深いところにあり、大自然の風貌が満喫できます。周辺には、渓谷の滝、断崖や絶壁がみられ、そして暖かな泉が岩の間を縫うように湧きだしています。また客家人とタイヤル族の文化が交じり合って生まれた地元独特の山菜料理も味わえ、グルメに温泉にと楽しめるスポットです。

  • 泰安老街

    泰安老街

  • 客家料理

    客家料理

客家料理

泰安温泉郷では、原住民タイヤル族と客家人が生活しています。そのため郷土料理の特徴は、伝統の客家料理とタイヤル族の調理方法が交じあった、独特の味にあります。山菜や福菜(からし菜の漬物)は、甘みがあってシャキシャキとしています。また山の幸としてイノシシ肉、川魚、キジバト、モモンガ、イチジクが料理に用いられ、バラエティーに溢れています。

客家料理は、「塩味、香り、油」が主に強調された味の料理ですが、現在では、ヘルシー志向にこだわり、薄味に仕上げているのが普通です。ぜひこの温泉郷にて、客家とタイヤル文化が融合した素晴らしい山の料理をお楽しみください。

泉質:弱アルカリ性炭酸水素ナトリウム泉

特徴:無味無色、滑らかな水質、入浴可

谷関温泉区

谷関温泉の歴史は明治時代に遡り、かつては「明治温泉」と呼ばれていました。無色透明で硫黄臭もないため、行楽客に人気を博しています。現在は水療施設や日本庭園、松林渓の河畔風呂など、異なる趣をもった温泉浴場があり、中部横貫公路にある著名な出湯となっています。

  • 谷関温泉

    谷関温泉

  • 谷関温泉公園

    谷関温泉公園

ニジマス(虹鱒)

ニジマスは標高の高い山岳地の淡水に生息する魚類で、摂氏6℃から13℃の冷たい清涼な水域を好みます。非常に良好な生息条件でなければ生息できないこともあり、「鱒」の字を文字って、台湾では「魚者之尊(魚類の尊敬の的)」と称えられています。背が濃い灰色で、下腹が銀白色、胴体は細かい黒の斑点、エラから尾びれにかけてピンクの帯があるのが特徴で、繁殖期のオスには虹色の光沢が現れるので、それがその名の由来となっています。谷関の清涼な渓流で育つニジマスは、さっぱりとして癖のない味が特徴です。

泉質:弱アルカリ性炭酸泉

特徴:清澈透明、無味

東埔温泉

東埔温泉郷は、玉山国家公園に近隣しています。高山に囲まれ、またいくつもの渓流が合流している風景の美しいところです。日本統治時代の東埔温泉は、警察療養所として使用されていました。のちにその豊富な水量を利用して一般の人々も、その温泉水を家までひいて使用していました。1980年代から観光地としてにぎわうようになり、それからは温泉ホテルなどが次々とでき、東埔温泉街として繁栄を見せるようになりました。東埔温泉の周辺には八通関古道、彩虹瀑布などの名所があり、そこでハイキングやトラッキングを楽しんだ後、温泉に浸かって疲れを癒す人たちが多く見られます。

東埔温泉は南投県信義郷にあります。台湾最大の梅の産地として知られ、毎年冬には温泉に入りながら満開の梅の花が粉吹雪のように舞う光景に酔いしれるのもなかなか風雅なものです。梅のお花見の名所である風櫃斗、烏松崙はいつも行楽客でいっぱいです。

  • 東埔温泉

    東埔温泉

  • 梅料理

    梅料理

梅料理

南投県信義郷は台湾において梅の樹が一番多く植樹されているところです。梅の花が満開になる季節には、山全体が白雪に覆われたように見えます。そして、時折花びらが風に舞うと、梅林の小道に雪のように舞い降りては積もります。また信義郷の梅花にはポリフェノールの一種であるアントシアニンが最も多く含まれているので、風味豊かで人気となっています。梅ジュース、梅酢、「Q梅(弾力のある梅)」、カリカリ梅など、さまざまな料理に利用できるのも魅力的な特徴です。

泉質:弱アルカリ性炭酸泉

特徴:無色、無味、重炭酸カルシウムを多く含む、ナトリウム、マグネシウム、硫黄アルミニウム、Ph7.5~8.5

 

最終更新日時:2019-08-26
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