南投県芸術文化の展示館
- アップキー:写真選択を表示
- ダウンキー:写真選択を非表示
- レフトキー:前の写真へ
- ライトキー:次の写真へ
- ESCキー:アルバムを閉じる
王英信美術館は15年間の歳月をかけて準備、設計、植栽された彫刻公園であり、文化建設委員会(現:文化部)の協力を得て、2007年に「地方文化館」となりました。開館当日には、多くの要人や芸術文化関係者、市民が開幕をお祝いしに訪れました。参観者が絶えず、空前の盛況ぶりとなり、南投の地方芸術界における一大イベントでした。
「大自然の中で彫刻を育てたい」というのが王英進氏の長年の願いであり、「美術館内での展示」という考えから脱却し、太陽や風雨と対話させるため、屋外に設置しました。 この目的のため、王氏は自然に近く、創作にふさわしい場所を長年かけて探しました。より高い芸術環境を創るために邁進。静かな場所で彫刻作品に彩られた庭園を造るため、17年前から人里離れた山水のある庭を探し始め、半年かけて100箇所以上の候補地を探した結果、ようやく南投県草屯鎮双冬の九九峰を望む1.2ヘクタールの土地を見つけました。手の空いた時間にはツアーガイドも務め、作品の内容を芸術愛好家に説明するなど、自然の中で彫刻との直接対話を楽しんでもらっています。
王氏は30年以上にわたり彫刻に携わり、優れた作品を残してきました。美術館は「台湾芸術大道」の中潭公路の横にある丘陵地の緑豊かな森の中にひっそりと佇んでいます。園内に入ると、石造りの歩道に沿ってクスノキや果樹とともに、大小さまざまな彫刻が並んでいます。現在、園内にはイギリスの名彫刻家・ヘンリー・ムーアの像(高さ5メートル)、夏の日(高さ4.2メートル)、叫び(高さ4.2メートル)、慈悲(高さ3.3メートル)、80代の老人の像(高さ2メートル)、ゴルフをする李登輝元大統領の像(高さ2.2メートル)、楊三郎像(高さ2.2メートル)など大型・中型の作品が120体以上あります。このほかにも30点以上の等身大の像があり、芸術的な雰囲気に色濃く包まれています。
交通情報
交通情報は変更されることがあります。お出かけ前のご確認を忘れずに。
自家用車:国道1号→彰化ジャンクションで降りる→国道3号→霧峰ジャンクションで降りる→国道6号→東草屯インターチェンジで降りる→郷道投6線→省道台14線
公共交通機関:高速鉄道あるいは鉄道で「台中駅」下車、日月潭行きの南投客運バス6670に乗り換え、「粗坑バス停」下車。
周辺情報
最終更新日時:
2021-06-08