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石雨傘は成功鎮北方10キロの海岸にある、海岸から海中に伸びた岬で、長さは一キロ前後に達します。岬には、平衡岩と呼ばれる珍しい景観があります。一本の細長く伸びた岩石が、空に向かって、より大きな岩石を支えているのです。奇妙な形で平衡バランスをとっているようにも見え、その様子から石雨傘と呼ばれるようになりました。上方が堅固な珊瑚礁岩、下方が脆弱な礫岩で、上下の岩石の質が異なるため、長い年月の侵蝕の結果、下面が細かく、上面が粗い模様ができました。道路の西側に相当の体積をもつ石灰岩柱が立っていて、その威容から「男人石」と呼ばれています。