達娜伊谷渓は曾文渓上流の集水区に属しており、通称「苦花」として知られる「セイタカクチマガリ」が多く生息しています。かつては部外者が毒を盛ったり、電気を流したりして魚を捕獲することが多く、村民の飲料水の安全が危険にさらされ、川の自然生態系が破壊されていました。その後、元郷長の高正勝氏の主導で、1989年に「保全チーム」が正式に設立され、「河川保護委員会」が結成され、村民は電気魚や毒魚を防ぐために自発的に河川巡視チームを結成し、河川汚染の予防・抑制活動を強化しました。数年間の努力の結果、達娜伊谷渓はきれいになり、魚群がはっきりと見えるようになり、渓流の中の自然生態も生き返りました。
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