交通部観光署-台湾観光情報ネット

2012年7月に正式にオープンした「紅毛港文化園区」は、「高雄港国際コンテナセンター」の設立から生まれました。高雄の経済発展は長らく海運と貿易が中心であり、アジアで一、二を争う国際港として、紅毛港集落の移転を伴う国際コンテナセンターの建設が必須となりましが、400年の歴史を誇る紅毛港集落は、また高雄の発展の軌跡の重要な一部であることも疑いなく、そのため、政府の文化の保護政策の下、「紅毛港文化園区」エリアが設けられました。公園は、高雄の「高」という字をかたどった「高字塔」と、紅毛港集落から移築された建築物と周辺の環境資源を組み合わせて建設されました。総面積は3.42ヘクタールです。

園内は「高字塔回転レストラン」、「展示ホール」、「屋外展示エリア」、「スカイウォーク」、「桟橋・待合室」、「展望台」の6つのエリアに分かれており、「紅毛族宝探し伝説」「美しいラグーン」「エビの養殖」「帆船とトロール漁」「伝統家屋集落」「宗教信仰」など、代々この地で暮らしてきた人々の文化的特徴を紹介しています。

高字塔回転レストラン、紅毛港観光フェリー、港に入る大型船などユニークな景観を組み合わせ、高雄港沿岸の芸術文化観光スポットと共に、高雄市の奥が深い文化に触れられるモデルコースとして取り入れ、高雄市の文化保護、市民教育、観光レジャーの重要な文化ランドマークとして国内外の観光客にアピールしています。