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打狗英国領事館

高雄市芸術文化の展示館
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  • 打狗英国領事館
  • 打狗英国領事館の風景
電話番号:
+886-7-5250100
所在地:
高雄市鼓山区蓮海路20号
経度/緯度:
120.26686/22.618866
リンク:
打狗英国領事館_観光関連リンク
話題タグ

西子湾を一望する-打狗英国領事館
高雄市が大きく変貌しました。夜になるとイルミネーションが明るく輝く市内、愛河両岸のカフェ文化、清朝時代に建設された「打狗英国領事館」のリニューアルオープン、海原と岬が魅力の好望角、今、海洋都市―高雄の魅力に世界の目が集まっています。

台湾初の洋館
西子湾風景区にある「打狗英国領事館」は1865年、英国人によって建てられ、台湾に現存する洋館の中で最も古いです。同時期、台南の安平領事館や淡水紅毛城の領事館も建てられており、3カ所とも近代台湾の洋館建築を代表する観光スポットになっています。ところで、「打狗」(ダーガオ)という名についてはいろいろとエピソードが伝えられていますが、実は高雄の原住民である平埔の人々がこの一帯を「Takau」と呼んでいたことから、漢人が「打狗」の文字を当てました。日本統治時代になって、発音が似ていることから、1920年に「高雄」と改められました。

打狗領事館は日本統治時代には、日本に売却されて高雄海洋観測所となりました。太平洋戦争のときには爆撃を浴びたこともあり、その後風災で破損が進んでいましたが、1987年に文化財に指定され、修復工事を経て高雄史跡文物館へと姿を変えました。しかし、打狗領事館を知る人が少ないため、2003年に高雄市文化局が史跡再利用計画を立て、高雄漢王洲際飯店に改装と運営を委託して再生を図りました。そして、2004年ロマンチックなカフェテラスへと変身しました。

赤レンガを使った英国様式
打狗領事館は英国の建築様式を採り入れており、建材のサイズはすべてヤードやフィートが使用されています。設計者はイギリス人ですが、レンガは中国大陸のアモイから運ばれ、職人も大陸から呼び寄せて完成しました。建物の周囲には回廊式のバルコニーがあり、上部のアーチ形が建物全体にリズミカルな感じを与えています。アーチを支えている柱の一部はレンガを凹凸の歯状形に積み、壁の上部には円形の装飾がほどこされています。これがイギリス・ルネッサンス建築の特色となっています。

1階ホールでは領事館の由来や高雄の歴史などを紹介しており、2階はホールと回廊式バルコニー、庭園がカフェテラスになっています。

シックなカフェテラスに変身
小高い丘の上にある領事館へは、西子湾の防波堤近くにある階段を上っていきます。後ろをふりむくと、高雄港が眼下に広がります。カフェテラスでは席は自由に選べますが、回廊のH9の席から最も眺めがよいところです。ここからは、高雄のランドマークとなっている85階建ての「双子星ビル」、船舶が次々と出入りする高雄港、西子湾を赤く照らす夕焼けが望め、わき立つ波、帰帆を伝える汽笛の音に耳を傾けていると、時間がたつのを忘れてしまいます。

本場イギリスのアフタヌーンティを満喫することができるのも、ここならでは。英国式の制服姿のウエイターを間近に見ていると、まるでタイムトンネルにでも入り、100年前の英国領事館にいるような気分になってきます。メニューも充実しており、ティータイムに欠かせない各種紅茶やケーキのほかに、カレーライスやスパゲッティ、黒マグロのソーセージや海鮮粥など高雄港ならではのシーフード料理も味わえます。

交通情報

交通情報は変更されることがあります。お出かけ前のご確認を忘れずに。
自家用車:

国道1号→高雄インターチェンジで降りる→中正一路から四路→大公路→鼓山一路→臨海一路→登山街→哨船街→蓮海路

公共交通機関:

高速鉄道で「左営駅」或いは鉄道で「高雄駅」下車、高雄MRTに乗り換え、「西子湾駅」下車。また、高雄市バス99、オレンジ1に乗り換え、「雄鎮北門 (打狗英国領事館)バス停」下車。

ツアー

周辺情報

最終更新日時: 2022-01-17
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