台北市ナイトマーケットと古い町並み
100年の歴史を持つ沅陵街は台北の古い商店街の一つで、靴の販売は1980年代に始まりました。沅陵街には数十件の靴店が集まり、台北でもっとも有名な「鞋屋街」となっています。
台北市の博愛路と重慶南路を結ぶ沅陵街の商業エリアには、約30軒あまりの特色のある商店があり、靴店が中心ですが、服飾店やかばん店なども多いです。それぞれの靴店には、ブーツ、皮靴、布靴など、どんなタイプの靴でも揃っており、最新のデザイン、鮮やかな色彩に満ち溢れ、目が回るほどです。沅陵街のすぐそばには重慶南路の書店街があり、総統府や城隍廟などの観光スポットも近いです。台北市の繁華街にあり、MRTも通っているため交通は至便で、周囲の文化観光資源も非常に豊かです。
沅陵街には老舗の皮鞋店が多く、どれも2、30年の歴史があります。例えば、米蘭靴店は、高級品路線であり、世界の有名ブランドを代理販売していますが、値段はデパートに比べて安いです。そのため、多くの観光客がわざわざ靴を買いに訪れます。さらに、ここには、庶民価格の靴の老舗もあります。例えば、三十数年の歴史を持つ一路発皮靴店の品揃えは各年齢層に対応しており、台湾元で一足100〜200元のセール品もあります。また、中国風の刺繍靴も顧客に喜ばれています。
沅陵街は、近隣の大型百貨店の登場により打撃を受けたことがあります。顧客の高齢化と減少という危機に直面し、この古い町に新しい生命を注ぎ込むため、多くの商店では経営方式を改め、専門店化を図りました。2002年から、沅陵街では2年計画による商業エリアの再開発が始まり、道路の再舗装、アーケードのバリアフリー化、看板のスタイルの統一が行われました。この靴の古い町は、再開発によって華やかさを取り戻したのです。
交通情報
交通情報は変更されることがあります。お出かけ前のご確認を忘れずに。
公共交通機関:高速鉄道あるいは鉄道で「台北駅」下車、台北MRTに乗り換え、「西門駅」下車、4号出口から徒歩約5分。
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最終更新日時:
2020-10-21