メインコンテンツへ飛ぶ

原住民のテーマシリーズイベント

豊年祭、祖霊祭、狩猟祭、図案、蛇紋……は台湾原住民の神秘な文化色彩で、台湾文化に違った生命力を注ぎ込んでいます。台湾の原住民族は南方諸島言語系で、南方諸島語族の最北端に分布された種族です。 人種的にはマレー系に属します。

台湾原住民は現在のところ、大部分が山岳地帯に居住しており、サイシャット族、タイヤル族、アミ族、ブヌン族、プユマ族、ルカイ族、パイワン族、ヤミ(タオ)族、ツォウ族、サオ族、タロコ族、クバラン族、サキダヤ族、セデック族、サアロア族、カナカナブ族の16種族に分かれています。それぞれが異なった言語や風俗習慣、部落の構造を持っていますが、最近は種族の同化が進み、文化保存の問題に直面しています。しかしその中で、離れ島の蘭嶼に住むヤミ(タオ)族の人たちは、隔離された地理的条件によって漢民族との接触が少なく現在に至っても完全な原住民文化を保っています 。

ツォウ族の戦祭

「戦祭(Mayasviマヤスビ)」は、ツォウの部落で最も神聖な祭りです。かつては文字通り、戦いや狩猟の時期に合わせて開催されていました。現在は毎年2月ごろ、男子の集会所(クバ)にて嘉義の達邦(タパーン)と特富野(トフヤ)の部落が交代で行っています。この戦祭は、またの名を「凱旋祭」、「人頭祭」、「敵首祭」、「迎神祭」などとも呼ばれます。首は祭祀の中心をなし、1年のうちに首狩りに成功しなかったら、その年の狩猟や農作は不作になると信じられていました。

ブヌン族の打耳祭

ブヌンにとって1年で最も重要な祭りで、4月下旬から5月始めにかけて行われます。祭典は「撒撥祭」、「狩猟」、「射耳」、「焼豬肉」、「分豬肉」、「猟槍祭」、「誇功慶」、「成巫祭」、などに分かれています。伝統的な「打耳祭」では、祭典前に成年男子が山へ狩猟に行き、捕獲した獲物の耳を切り取って、木の枝に取り付け、それを全村の男子が交代で弓を射るというお祭りです。幼い子供は訓練のために父兄に伴われて参加します。

  • ツォウ族の戦祭

    ツォウ族の戦祭

  • ブヌン族の打耳祭

    ブヌン族の打耳祭

ヤミ(タオ)族の飛魚祭

ヤミ(タオ)族の生活は飛魚と密接に結ばれています。ヤミ(タオ)族の人々は、毎年3月~7月に黒潮に乗ってやってくる飛魚の群れを神からの贈り物と信じてきました。そして、またヤミ(タオ)族の日常生活の中には、飛魚の回遊に合わせて、さまざまな規律とタブーが定められ、今もなお守られています。

「飛魚祭」は猟魚の儀式で、通常旧暦2月~3月に挙行されます。期間は4か月近くに達し、祭典は、船組共宿、祈豊魚祭、招魚祭、飛魚収蔵祭、などに分かれます。祭りの開催中、ヤミ(タオ)の男子は全員褌を締め、頭に銀や金の兜をかぶって、大海に飛魚の豊收を祈ります(女性は入場禁止)。

アミ族の豊年祭

「豊年祭」はアミ族の最も大切な祭りで、毎年7、8月に各部落ごとに開催されます。豊年祭には、「成年祭」や「迎賓舞」、「豊年舞」、「耕種舞」、「捕魚祭」などが含まれています。全過程は「迎霊」、「宴霊」、「送霊」の三階段で進み、かつては8~15日間もかけて行われましたが、今では短縮されています。男子は年齢によって組織されており、女性は参加できませんでした。しかしこうした行事も今では簡略化され、運動会を兼ねたり、一般人の参加も歓迎されるようになりました。

  • ヤミ(タウ)族の飛魚祭

    ヤミ(タウ)族の飛魚祭

  • アミ族の豊年祭

    アミ族の豊年祭

サイシャット族矮霊祭

サイシャット族にとって最も重要な祭りで、「小祭」は2年に1回、「大祭」は10年に1回が行われます。時期は、旧暦10月15日前後の収獲後に三夜にわたって行われます。 「矮霊祭」には、「告霊」、「迎霊」、「会霊」、「娯霊」、「送霊」などの儀式がありますが、中でも迎霊は最も神聖であるため、部族の者しか参加できません(一般人の参加は「会霊」と「娯霊」のみ)。1日目は「迎霊」で、長老が酒や肉を供え、東方に向かって矮霊を迎える祈りを捧げます。2日目は「娯霊」で、「矮霊祭」の中核をなしており、人々は歌舞をもって「矮霊」を迎えます。最後の日は「送霊」の儀式です。夜明けとともに、ススキと榛の枝をもって東に向かって「矮霊」を見送ります。その後、お供えしてあった米酒や豬肉、餅などが村人に配られます。

プユマ族の年祭

プユマの「猴祭」、「大猟祭」を合わせて「年祭」と呼び、現在は各村落が交代で「合同年祭」を行なうようになりました。プユマは原住民の中で武力に優れた部落です。毎年12月下旬から行なわれる「猴祭」は、プユマにとって特に大切な行事で、プユマの男子が少年会所に入るための成人式のようなものです。プユマの少年たちは猴祭で、厳しい試練を受け、それをやりとおさなければなりません。なかでも竹竿で猴を刺す儀式が重要です(現代では籐製の人形が使われています)。少年の度胸と団結心を鍛錬するもので、4つの試練にパスしなければ、「大猟祭」に参加できません。大猟祭では5日間にわたって狩猟が行われ、その後は成年として認められて結婚も可能となります。

  • サイシャット族の矮霊祭

    サイシャット族の矮霊祭

  • プユマ族の年祭

    プユマ族の年祭

台湾各地の宗教的イベント、民俗文化行事、スポーツ競技:台湾イベントカレンダー